タイニーハウス 炭庵

敷地に生えていた木を伐り、運び出し、製材し、そしてそれらを使い、地域で協力して建築にする。

かつて当たり前にあった家づくりのやり方を現代で再解釈するとどうなるのか?

それが本プロジェクトで試みたものである。

地域の木の魅力を現すため、木をふんだんに活用した「板倉構法」を採用した。

山の多く利用されていたとき、里山には炭を焼く煙に満たされていた。

そこから着想を得て、空間構成は煙が上に上がって行くようなステップフロアとし、

焼き杉の外壁で建築を包み込んだ。

1階の窓からは海を眺め、2階の窓からは山を眺める。

海と山、どちらの楽しみ方も教えてくれる建築を目指した。

(satokura architects / 大倉健と共同設計)