名城大学に来て5年目。
当初は大学院は研究機関だから、研究をきちんとした精度で行うことが大事、と思っていました。
それはそれで大切。
だから、佐藤が所属する歴史・計画系のM1・M2がそれぞれ4回ずつ、全教員の前で発表する合同講評会を始めた。
そして、その教育課程を終えた学生たちは、学会の査読論文を出せるくらいになった。修士の本文・論文としては十分だと思う。
と、いうことで、次なる挑戦。
大学院の設計スタジオを作りました。
大学院なら、全国区の先生に見てもらいたい。ということで、PERSHIMONHILLS ARCHITECTSの廣岡さんにお願いし、一緒に設計課題を作りました。
アクターネットワーク図の作成から地域にとって大切なものを導き出し、
それらを生かした「街の価値を高める事業と建築」を考えるという課題。
そして、その課題のために、2泊3日の建築家と教員同行の現地リサーチ。
これは、相当リッチだと思うよ...。
こんなにちゃんとやってくれる大学、そんなないよ。
と思える授業ができました。
そんな伊勢・鳥羽リサーチを行いました。

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