今年も学生と一緒にフィールドサーベイ。
佐藤研究室では研究テーマが多岐に渡りますが、その中でもフィールドサーベイ系は特に難しい。
学生がただただ頑張っても成果を上げるのは難しい。
計画学的アプローチであれば、現地での実測、行動観測、ヒアリング、と、ある程度成果が見えやすい手順の想像ができる。
ただ、フィールドサーベイは闇雲に収集をしても何かを導き出せるわけでもないし、学生単体の努力では難しい。
僕自身、現地に存在する膨大な情報を正しく把握して、他の地域との連関を想像しないと、的確な指導は難しい。
なので、フィールド系の学生の対象地域には、できるだけ訪れるようにしている。
さて、今回は愛知県豊川市。
霞堤と呼ばれる、大雨時に計画的に水を流す地域を訪れた。
この地域では、自然堤防上に家々が立地しており、田畑の部分が水に濡れることを受け入れている地域ともいえよう。
そこにはどんな知見があるのか。そんな調査。
生垣。流出入を防ぐ役割。
宅地を生垣で守り、土蔵は高く作る
これもわかりやすい洪水対策
信玄堤で有名な武田信玄の代表的な家臣の出生地らしい。堤防と関係あるのかな?
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