岩手の漁村の調査をしました。
宮城と少し土地条件が違うため、集落の成り立ちにも違いが見られます。
今年から来年にかけては岩手の漁村の調査にも力を入れます。
大船渡や陸前高田の残存集落調査をしています。
どんな生活文化があり、空間が変容してきたのか。
その中に現代に活かせる生活の知恵は内在しているのか。
そんなことを考えながら集落を回っています。
岩手の某漁村。
大船渡周辺にはセガイ造りの納屋が見られます。
気仙大工の意匠が納屋にまで展開されているほか、軒の深いその納屋は、保存や収納という地域文化と合わさって、独自の風景を生み出しています。
途中では資料収集も兼ねて建築見学も。 新井千秋先生のリアスホールです。名作でした。
このために出張しています。