毎年、学生と一緒に作る設計施工の現場を持ちたいと思っています。
実際にできるものについて考え、模型を繰り返し作り、そして現場で立ち上げる。さらにはそれが多くの人に使われることは、学生にとって大きな学びだし、何よりの建築を学ぶモチベーションになると思います。昨年度は「里山の窓」と題してもものうらビレッジの横に釜屋を建て、ゼミ室改修も行いました。里山の窓では、「板」と「桟木」で小屋を作るという副題を、ゼミ室改修では色のついたランバーと無垢の同居という課題でした。今回は、間伐材での小屋づくりです。
プログラムとしては豚小屋。
今夏開催される「Reborn-Art Festival2019」のテーマは「いのちのてざわり」。
そのメインイベントとして、豚を飼育し、食べるまでのいのちの循環を考える企画があります。
その企画を支えるReborn-Art Farmの中に、豚小屋が建てれます。
ミニマムコストで、その場のもので建てられないか、ということで、間伐材を使うことにしました。
GW後半に施工します。
ドキドキです。

