今回のシリーズは「間伐材での居場所づくり」。
間伐材って、多くの場合、チップや燃料にされます。
でも、木の使い方を知っている人にとっては、柱になるし、机や椅子の足になるし、建材にもなる。
実は結構、間伐材って山にあふれているものなんです。
もしも山にあふれていなかったら、それは健全な山ではなく、手入れが行き届いていない山。
日本の場合、一定数、個人が持っている小さな山が、
どの地域にも必ずあります。
それはかつて、「里山」と呼ばれたもの。
山は燃料を、食料を、資材を、そして遊びを提供してくれた。
人の手が入っていたそんな山は、現代では忘れ去られた存在に。
そんんかつての里山を使うために、
小さな可能性を検討したのが今回のシリーズです。
ものづくりって、楽しいですよ。
そして、材料って、買わなくても手に入るものもあるんです。