建築文化を学び、未来を構想する
地域らしさってなんだろう。
建築文化ってどんなだろう。
その地域の暮らし方、生き方、そんな地域の特徴が最も現れるのが建築だと思います。
そんな「建築文化」を読み解き、その場に適した暮らしのあり方を模索すること。
それが私の研究です。
企画・計画・設計・施工...
建物を建てるまでにはたくさんの時間がかかりますが、色々なフェーズから建築を考えています。
ゼロから建物を考えることもあれば、すでにある建築の改修を自らすることもあります。
私は建築を通して地域の文化を考えることを重視しています。
そのため、対象としているのは、家具、建築、まち、資源と大小多岐に渡ります。
ツアーやイベントを主催しますし、漁業や林業への興味は尽きません。
文化が感じられる建築はもちろん、手工芸品から景観まで興味はあります。
建築であれ、モノであれ、人であれ、大切にしているのは、
良いものを探し、守り、継承すること。
良いものから学び、これから先の新しいものを作っていくことです。
それらから紡ぎだす未来は、きっと今よりもちょっとだけ面白い。
楽しいな、とか、気持ちいいな、って思える瞬間を生み出すこと。
それが目標です。
理論・実践両軸から、これからの建築を考えていきます。
SEMINAR
研究室で行っている議論の記録です。当研究室は主として以下の活動をしています。
・地域リサーチ(フィールドサーベイ)
・建築論議
・地域活性化に資する活動
・自主施工
・建築デザイン
PROJECT
研究成果に基づく実践活動展開にも力を入れています。建築設計・自主施工・建築保全などの建築的展開を目指した種々の活動に取り組んで行きます。また、建築的思考をベースにしつつも、活動対象を建築や研究活動に限らず、地域を支える多くの人々と積極的に連携を図っています。
THESIS
周辺活用・集落内・屋敷地境界・民家空間という様々なスケールでの空間分析を主たる手法として、集落・民家研究を蓄積しています。地域特有の災害対策や気候条件適応に着目した研究などをテーマとしています。そのほかにも建築歴史意匠分野・まちづくり分野などの研究も行います。