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  • nobusato

亀崎三軒長屋を見学しました。

名古屋市立大学の久野先生と寺嶋先生の作品、亀崎三軒長屋の見学に。

貝島さんが名古屋に来てくれたタイミングで、宇都宮大学の安森先生もお越しになり見学会があるとのこと。

無理を言って参戦。

更に、名城大での貝島さんレクチャー2次会で久野さんが貝島さんを誘い、亀崎で活動している名城大生田先生も参戦。レクチャーに来ていた403dajibaの彌田さんも巻き込まれ、一緒に亀崎訪問。

気がついたらとてもリッチなメンバー。とても楽しく周りました。

みんながみんな自由なので、目的地に全然つきません。好き勝手に亀崎の街を歩き、楽しみ、ようやくついた目的地。


作品、シンプルに、かつ美しく仕上げてありました。

ロジカルに空間を作っていく久野さんたちらしく、空間言語がわかりやすい。

構造に配慮した3つのコアを入れ外壁を自由に。建築内にセコ道を納入したようなヒューマンスケールな道感もよかったです。参照も明確で適切。素材の一つ一つの選択にも言語がある。撤退なき建築の戦いの強さ。


一方で、それゆえにこだわれなかった箇所も露わに。なんというか、直球勝負がゆえに、不完全さが強調されてしまう、と。外的・地域的要因を重ねることでもう少し不完全さに柔軟性を加えられる気も。うーむ。なかなか難しいですが。この辺は僕自身言語化できていないところですが。


趣深い亀崎の街の中に佇む可愛らしい外観。

そして理路整然と組まれた内部空間。そして

それでいて、中に入るとゆっくり過ごせる色味と素材感が表現されていました。


古民家の改修に挑戦しつつある現在なので、余計に、古民家改修の建築設計言語化の難しさを痛感しました。如何とも難しいのですが、自分のルーツを辿ると文化軸で勝負かな、と。


勉強になりました。








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毎年、新年になると書く、現在地の確認。 そして、昨年を思い返す。 名古屋に来てから定期的に書くようになったから、もう6年目。 2016年は「地域の自助・共助・公助」 2019年は「建築文化」 2020年は「リサーチング・プレーヤー」 2021年は「楽しいが身の回りにあること」 2022年は「生活民芸舎」 2023年は「むきあう」 2024年は「暮らしをつくる」 ーー 2023年は、プロジェクトが

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